PERSONA MOON

　ヒロミちゃんの攻略３日目まで終了です♪
今回は主人公一人で企画進行するようでヒロミちゃんがいろいろ手伝ってくれるみたいです。
企画はファッションショーでなんだか色々顔も広いみたいだしヒロミちゃんの裏の顔ってどんなのかなあと楽しみです･･･（ﾜｸﾜｸ
絡んでくるのも先生相手だから生徒会より校長とか教頭がメインになるのかなと思ったりしてますが、ああでも幸人には絡んでほしいかもｗ

１日目∥洋服・大丈夫ですか？

２日目∥話さない・自分で言い返す

３日目∥恋する乙女・離れる（スチル）

　連日雨が続き春からジメジメした陰鬱な日々、いつものように美術準備室ではＧフェスの会議をしている。
窓に打ち付ける雨を見ながら毎日頑張ってるし早くし学園祭の開催が決まればいいなと思う主人公、恵人になにぼーっとしてると言われて慌てて見回すと呆れたように主人公を見ていて棗には今の話聞いてなかったよねと言われてしまう。
ため息をついて恵人から女子の喜びそうなイベントを考えろと言われ驚いてると希太は主人公なら出来ると言ってくれるが今週末までに報告しなければいけなくて何とかなるよねと軽い気持ちでいたが、恵人に言われた期日が明日に迫り焦りまくり授業中も気になって集中できない主人公。
美影が最近悩んでるけどどうしたのと声を掛けてくれてイベントの事を相談すると一緒に考えてくれるがいつの間にか教室には二人だけしか残っていなくて、集中力が途切れて会話が脱線し始めた時担任のヒロミちゃんに内緒の話と声を掛けられる。
イベントの事をヒロミちゃんにも相談してみるがどんな案が出てるのか聞かれて出店ぐらいしかと落ち込んでるとじっと見つめられて焦る主人公、目の前で手を振ると気付いたようで疲れてると聞くとちょっと考え事と。
主人公が好きなモノはと聞かれて美影とよくウィンドーショッピングをするし洋服かなと言うとファッションショーはどうと、モデルが今の子達が好きそうな服を着て歩くのと言われてなんだか楽しそうな気がして。
じゃあ決まりねと言われるが棗が予算で頭を悩ませてるのを知っているから予算もかかるし服も作らないといけないしと渋る主人公、裁縫は出来るかと聞かれて家庭科で習ったくらいはと言うと知り合いに声を掛けてサポートすると言ってくれる。
家庭科部にも声を掛けて手伝いをお願いする事になり会議だと言うヒロミちゃんとわかれて部室へ美影と向かう、ノックをするとどうぞと声がして中に入るとテーブルにはコスプレ衣装が一面に広げられている。
ポテチを食べ散らかしてマンガを読んでいた部員が一斉にこちらを向き来る前に話していたお淑やかな雰囲気はなかったものの技術は高いのがわかって、ファッションショーの話をすると部長はあっさり引き受けてくれて本当にいいのか念を押してみる。
家庭科部からＯＫをもらえて時間だから帰るねと言う美影とわかれヒロミちゃんに報告をしにいくと職員室前は静かでまだ会議をしてるのかなあと廊下をうろうろする、扉が開き先生たちが次々に出てきてヒロミちゃんを見つけるとさっそくＯＫをもらえた報告をする。
よかったわねと話してると後ろで咳払いがして教頭が何を企んでるか知らないが今日提出の書類はまだかと、期日も守れないようじゃとねちねち言い出すとヒロミちゃんが過去五年間の出納記録はダンボール５箱分あるからもう少し時間の猶予をいただけたらと思うと言ってくれて。
ぞくっとするような目が笑ってない笑顔でウィンクするとぶるぶると震えて来週が最終期限だと吐き捨てるように文句言いながら去っていった。
教頭が見えなくなってから申しわけなくて大丈夫か聞くと心配してくれるなら学園祭を絶対成功させて教頭を見返そうと言って、これがファッションショーの成功への第一歩と同時にヒロミちゃんの別の顔を知っていく始まりだと言う事をまだ知る由もなかった。

　昼のミーティングでファッションショーを提案するとメンバーの反応はよく手伝ってくれると言ってくれて肩が少し軽くなる。
さっそくショーのイメージを固める為にパソコン教室へ行き動画を見ようとするといつもは開放されているはずの教室に鍵がかかっていて、後ろから京一と葉月にパソコンを使うなら許可が必要だと言われる。
いままで必要なかったのに突然どうしてそうなったのか戸惑っていると勉強以外の目的で使う輩が増えているからということで生徒会から学校に許可制にしようと提案したらしくＧフェスへの妨害でやっているのは明らかだった。
使いたいなら生徒会室に来ればいいと言われるが許可が下りるとは思えずヒロミちゃんが持ってるノートを貸してもらえないかと思い美術準備室に行ってみるとメンバーはいなくてヒロミちゃんが生徒の描いた風景画を整理していた。
ノートを貸して欲しいと言うと自由に使ってと言ってくれてほっとするが他のメンバーもあんな風に妨害されているのかと思うともやもやしてしまい、それが顔にも出ていたのか何かあったのかとヒロミちゃんに声を掛けられる。
口から弱音が出てしまいそうになって笑顔を作り何でもないと言うと悩みならなんだって聞くから何かあったら言うのよとウィンクして、隠してる気持ちがヒロミちゃんには見えてしまってるのかもしれないと思う。
ショーの動画はすぐに見付かり気になる事をメモしていたがいつの間にか見入ってしまっていて、ヒロミちゃんにどうと聞かれて服の事しか考えていなかったけどやることが沢山あってと話してると自分にまとめられるのか不安になってくる。
知り合いにステージイベントの仕事をしている人がいるから何か聞けるかもしれないし連絡をとってみると言ってくれて、手助けしたり励ましてくれる人がいると思うとやる気が湧いてくる。
翌日は図書室で参考になりそうなものを借りて何から手をつけていいかわからずまず服を作るところから始めようと思う主人公、山積みにした服飾関係の本を両手に抱えて美術準備室へ向かう。
ふらふらと歩いてると転んで本を破損させたらＧフェスの全体責任だと声をかけられて、本を一冊手に取ると計画が甘いしあまり他の生徒を巻き込んだりしないで下さいと言われる。
計画について痛いところを突かれ黙っていると実行委員が問題を起こしたら責任をとって一番に罰せられるのは先生だと言いせいぜい早く時間の無駄遣いをやめることだと去っていき、本を落とさないように美術準備室へ駆け込むとドアを閉めて何も言い返せなかった自分が悲しくて悔しくて涙が溢れ出た。
自分のことならまだしもヒロミちゃんのことを悪く言われたのが嫌で嫌でたまらなくて、責任と言う重みを思い知らされ椅子に座って机に突っ伏した。
ドアが開いて声を掛けられるとヒロミちゃんだと言う事が分かり泣いてる顔を見られたくなくて必死でこらえようとするが涙が止まらなくて、泣いてるのに気付いて何があったのか話してと言われ失敗が怖い事やショーを成功させることが出来るか不安だと言う事を話した。
メンバーの誰かが失敗したら怒るかと聞かれて首を横に振ると何か手助けできないか考えるでしょと言われてその通りだと思う、失敗したって誰も怒らないし迷惑だと思う人はいないと頭を撫でて誰かが失敗してもみんなでそれをカバーするのが仲間じゃないと。
翌日になってもショーを成功させる自信がなくてもやもやしていると美影が愚痴でも何でも聞くからと笑ってくれてその笑顔が頼もしいと思う、ヒロミちゃんが呼んでると言われて職員室へ向かうとちょうど京一が出てきたところで反射的に隠れようとするが隠れられそうなところがなくて目が合う。
出来もしない学園祭の準備なんてやめたらどうですかと言われるとちょうどヒロミちゃんが顔を出して声をかけようか迷っているようで、昨日沢山かけてもらった言葉を思い出しまっすぐに京一を見据えるとまだ何もやってないのに出来ないとは限らないと言い返す主人公。
意外だったのか驚いて黙っているとヒロミちゃんもその通りだと加勢してくれて京一は決まり悪い顔をして何も言わずに去っていき、よく言ったわと言いながらヒロミちゃんがクシャッと頭を撫でた。
協力してくれる仲間が沢山いる一人じゃない自信が持てないなんて言ってられない、手伝ってくれる人のためにもなんとしてもショーを成功させようと強く決心する主人公だった。

　一度は挫折しかけたけど精一杯頑張ろうと決心したファッションショーの初会議で家庭科部とヒロミちゃんがいて、緊張しながらも先日調べたことを元に担当わけを進める。
ショーのリーダーは主人公が務めることになり衣装やメイクは家庭科部内で舞台や照明は演劇部に応援を頼む意見も出たがそれでも人数は足りなさそうで友達などから有志を募ることに。
会議は無事に終わり教室にヒロミちゃんと二人になると息をつく主人公、まだまだ予算とか問題があると話すとイベントに関する仕組みのようなものを教えてくれて協賛してくれるお店を探してみたら言われる。
まずは美容院に行ってみるとお客さんは入っていないようでそれならチャンスじゃないというヒロミちゃんに後押しされ中に入って説明するが遊びじゃないと追い返されてしまう。
他のお店に行く気にはなれずヒロミちゃんと並んで帰り道を歩きながらまずはテーマを決めないとと言われてちょうど教会から結婚式の新郎と新婦がフラワーシャワーの中を歩いてくる。
羨ましいなと思いながら見惚れいるとヒロミちゃんの恋する乙女みたいねという言葉にショーのテーマが膨らんできて、友達と恋バナをするような恋人とデートのプランを考えるようなそんな楽しい気分でデートやバレンタインなど色々なイベントをあげなら話し合った。
Ｇフェス会議でテーマについて話すとやっぱり予算の方は厳しいらしくスポンサーになってもらう為の資料作りに力を入れることになり、さっそく頑張って作り上げた資料をヒロミちゃんに見てもらうと良く出来てると言ってもらえて。
顔色が悪いと言われるが大丈夫と笑ってもう一度美容院に行ってみようとすると急に体がふらついてヒロミちゃんに支えられたまま気を失ってしまい「ちょ･･･おい！くそっ」といういつもより低い男言葉が主人公の耳に入ることはなく、名前を呼ばれて意識がハッキリしてくると後ろから抱き締められたまま階段から落ちるところだったと。
甘い香りに包まれてもう少しこのままでいたいないと思うがやっぱりダメと離れようとして振り返ると思ったより顔が近くて手とだけやっと口にする。
ふっと腕の力が抜けるともういつものヒロミちゃんで向かい合わせになると頑張りやさんだけど無理しちゃダメよと、心配掛けてごめんなさいと真剣な眼差しに答えるとわかればよろしいと頭を撫でて散らばった資料拾い集める。
体調を考慮して後日資料を持って説明しに行くと最初とは打って変わって協力してくれる事になり、さっそくヒロミちゃんにメールで報告しながら着々と進む準備に嬉しくて足取り軽く家路に着いた。

[3回]