PERSONA MOON

　穣の攻略１２日目まで終了です♪
だいぶ二人の距離が縮んできましたがやっぱり私の好みじゃないせいかスチルは嫌いじゃないけど甘さが物足りない･･･
エンドは自信ないけどあと３話、ラストスパートで頑張りますｗ

１０日目∥演劇部を絡めるとか・いい勝負かな

１１日目∥似合うかな？・ピンチの後にはチャンスあり

１２日目∥残念だと言う・心配だね･･･（スチル）

　職員会議で学園祭に関する結論が出た、全校投票を行い多数決で学園祭を行うか決めるというもので投票日までの期間は２週間しかない。
緊急ミーティングが行われあからさまな妨害が始まったというメンバー、投票で勝てば正々堂々と学園祭をする事が出来るが地道に広報活動をするしかないなく放課後まで各自でアイデアを考えるということで解散になる。
教室に戻りながら穣と何か無いかなと話してると主人公は何かないと聞かれて演劇部を絡めるとかと言うがそれ以上のことが浮かばずにいると、実るが思いついたように声を上げてキャンペーン用に寸劇をやってもらおうと言い放課後に頼んでみることになる。
さっそく頼みに行くが部長の態度は予想外につれないもので寸劇自体は出来るが正面きって学校や生徒会に反抗することになるからと、これ以上は睨まれたくないし少し考えさせて欲しいと言われる。
次の日もミーティングが行われたがチラシやポスター以外に意見はなくそれも今からじゃ時間がかかると言うと晴彦が本気になったところを見てくれるかなと綺麗なデザインのチラシを見せてくれる。
さっそく手分けしてポスター貼りとチラシ配りにわかれ主人公は穣と校門に立っているが、受け取ってくれるかなとちょっと不安になりかけてやるしかないよねと気を取り直してチラシを配り始める。
びっくりする人も居たが投票が多ければ学園祭が出来るんだと友達にも配ってくれる人もいて、翌朝も昇降口で配ろうと移動しているとチラシが重くて穣との距離が出来てしまうが立ち止まって優しくこちらを見てくれていて持っていたチラシを全部運んでくれる。
希太が慌てた様子で走ってくるとポスターが全部破かれてると言い急いで行くと葉月がサイズが規定オーバーだからポスター貼りとチラシ配りは全面禁止だと幸人と京一が決めたと言って、美術準備室で報告するとさすがに手詰まりだという恵人。
ドアがノックされて開けるとそこには部長をはじめとした演劇部員が全員顔をそろえていて、前に頼まれていた寸劇をやっぱりやろうと言うことになったらしく一度決まると盛り上がってすでに台本も出来ていつでもはじめられると。
どこでやるかが問題になるがネットで動画配信すれば学校以外にも宣伝になるということで、ポスター貼りもチラシ配りも新たにする事はなくただひっそりとネットに動画がアップされ演劇部やＧフェスメンバーから始まった口コミでアクセス数はどんどん増えていった。
投票を週明けに控えて動画配信のことが学校や生徒会にばれてないのかなと話してると京一と葉月にずいぶん面白い事をしてくれたと言われておろおろする主人公、京一はたいして効果はないと思っているらしく嫌味だけ言って去っていった。
投票日当日は壇上に恵人と幸人が並んで立ちそれぞれ賛成と反対の意見を述べ、生徒はあらかじめ配られた投票用紙の開催または取り止めのどちらかに丸をつけて投票箱にいれ開票は全校生徒の前で行われる。
投票結果は幸人が発表することになっていて結果の書かれた紙を受け取ると舞台の前に立ち、厳選なる投票の結果圧倒的多数を持ちと言ったあとしばらく言葉が途切れた後学園祭を開催する事に決定すると発表され拍手と歓声で沸いた。

　ＨＰに載せた寸劇は好評で学園祭への期待も高まり、演劇部の練習を見ながら穣と二人で大道具を仕上げていく。
予算もなくどんなものを作ればいいのかもわからず演劇部に手伝ってもらいながら一から作ってきた大道具も今日で仕上がりそうで、今では演劇部の一員みたいに思える主人公実際せりふも覚えてしまい休んだ子の代わりに台本を見ながらせりふを読むこともあった。
大道具が終わったらパンフレットとポスターも作らないとと話してると部長の衣装が届いたよと言う声が聞こえて見に行くと姫役の衣装は奮発したらしく艶やかで、主人公も羽織ってみると穣が首に手をやりながら似合うんじゃねと言ってくれてお世辞でも嬉しいと衣装を返してると小さくお世辞じゃねえよと呟いたが主人公には聞こえなかった。
朝昇降口で会うと肩にスポーツバッグをかけていて今日も朝練だったんだなと思う主人公、野球部に顔を出しながら総務もきっちりこなして大道具まで完成させた穣をやっぱり凄いなと思う。
ぼーっとしてどうしたと言われ誤魔化すように後ろを振り返りつつ少し先を歩いてると穣の焦った顔が入った途端誰かにぶつかってよろけ、慌ててごめんなさいと振り返るとそれが京一でぎょっとする。
本当に不注意な人たちですねとぶつかったところ大げさに撫でてはいるがいつもなら余分な嫌味を言う京一にしてはあっさりと引き下がり、今日は機嫌がいいとニヤリと笑うと２年の教室の方へ消えていった。
嫌な予感がすると思っていると朝の朝礼で校長から先日の投票で規約違反が見付かり学園祭は中止になったと言われ、どういう事だと恵人が抗議すると教頭が代わって投票はボールペンで丸をつけるように書いてあったが大半が鉛筆などで記されていたからだと言う。
生徒達からは非難の声が上がっていたが校長も教頭もどこ吹く風というふうに奥に引っ込んでしまい、昼休み特に召集はかかっていなかったがメンバーは自然と美術準備室に集まっていた。
メンバーは一方的な中止宣言に怒り心頭で恵人も何とかして見せるとは言うがこんなに苦しそうな顔は初めてだった。
演劇部が心配で放課後を顔を出すと思ったとおりみんなの表情が暗く最後まで撤回を訴えるから元気を出して欲しいというと原因はそれではなく衣装が消えてしまったのだと言う。
次の日もＧフェスメンバーが集まったが対策はやっぱり見付からないままでいるとさすが今回は頭にきたと眞壁先生に校長室へ行こうと言われ、校長室へ行くと生徒会のメンバーも顔を揃えていて恵人と棗が抗議するがあくまでもつっぱねる校長。
生徒手帳には自主性を重んじると書いてあるが生徒手帳に書いてあることと校長の判断とどっちが優先すると思うんだという校長の言葉にどっちなんだろうねと年配の人物が入ってきた。
そこにいたほとんどの人が誰と思っているだろう中をソファーにどっかりと座った男性を校長が理事長と呼び、しどろもどろに今回の規約違反に関して説明する校長に対して自主性を育てる機会を摘むのは教育と言えるのかと学園祭の開催を保障すると言ってくれた。
それでも納得がいかない京一は学園祭を成功させることは無理だと言い幸人の制止も聞かずに葉月が便乗して演劇部の衣装が無くなったと口を滑らせ、誰にも言っていなかったはずなのにどうして知ってると聞くと慌てて口をつぐんだが希太が生徒会室で衣装を見つけてくる。
言い訳は出来ないと観念したのか京一が幸人に謝罪すると自分の監督不行き届きだから辞任すると言い出す幸人、理事長は責任を感じているならＧフェスと力をあわせて学園祭を開催するべきだと言う。
命令ですかと聞く幸人に君の心に問うているんだと顔を覗き込む理事長に俯いていると恵人が右手を差し出して俺から折れてやってるんだと、学園祭のことについてだけと言いながら手を握る二人を見ながら本来の姿に戻ったんだと嬉しくなる主人公だった。

　生徒会との対立がなくなりＧフェスは滞っていた学園祭の準備を気合を入れて進めている。
生徒会の協力が得られるようになって学校の許可が必要な書類を片付けることが出来、去年の演劇部の舞台は人の入りが多くて大変だったと言うことで少し凝ったデザインの整理券を晴彦に頼むことにする。
ミーティングでお願いすると恵人が父親のツテで手に入ったと言う野球観戦のチケットを主人公に渡し二人で行って来いと言われ、二人でちょっと焦っているとここ最近衣装の事件とかで忙しかったし生き抜き行って来いと希太にも言われて行くことにした。
緊張と期待でよく眠れなかったまま待ち合わせ場所へ向かいながらさすがに３０分前だしまだいないよねと見回すと穣もすでに来ていていつもより早足な気がして穣も緊張してるのかなと思うとちょっとだけ気分が楽になる。
いつもより人が多いのは土曜日のせいかな思っていると人身事故で運転を見合わせているようで、電車に乗らないと球場へ行くことは出来ないがどんどん人垣が出来ていてあきらめるかと沈んだ表情のまま穣が改札前から離れていった。
楽しみにしてたのに残念だねせっかくのチケットも無駄になっちゃったしと言うとこの後どうすると聞かれて、このまま帰ってしまうのは悲しすぎるけどどこに行けばいいんだろうと思ってるとバッティングセンターはどうかと言う穣。
それはねえよなと言って他場所を考えるが思いつかないらしく主人公も野球をしてるところは見たいしルールはわからなくても平気そうだしとバッティングセンターに行くことにした。
やった事のない主人公は外から穣を見ながら格好いいと見とれてしまって１ゲーム分を綺麗に打ち返して爽快な顔で出てくると一番遅い打席を選び、主人公が見よう見まねでバットを構えるとそうじゃないと後ろから正しい打席の立ち方を教えてくれて、穣は腰に手を当てても教えることしか頭にないらしく気にしていないようだが主人公は心臓が跳ね上がるほどドキドキしていた。
何球か振ってみるが振り後れたり早過ぎたりで振らなくていいからボールの通るところで構えていろ言われ言う通りにすると心地のいい衝撃を残して跳ね返り、夢中でバットを構えていると結局当たったのはほんの数回だったが打った感覚はとても新鮮だった。
いつの間にかいなくなっていた穣を探しているとジュースを買ってきてくれたらしくベンチに並んで座り、ボールを打つのって難しいねと言うと浮かない顔でまだバッティングセンターに来た事を気にしているようで。
こんなに楽しいって知らなかった穣のおかげだと言うと背を向け今野球を楽しめてるのは主人公のおかげだと、野球部の助っ人を迷っていた時や大道具をそっちのけで練習してた時とか声掛けてくれたり気を使ってくれたりありがとうと言ってくれた。
何ゲームか遊んで家に送ってもらったがいつも少し離れて歩いていた距離が近付いてる気がして、最初の予定とは全然違ったけど今日のデートは心の距離も縮めてくれたような気がした主人公。
翌日の日曜日は演劇部の通し稽古に参加していて大道具を舞台に運び入れ照明や音響も本番と同じように練習する。
主人公と穣はストップウォッチで各場面の時間や大道具の入れ替えをしている暗転の時間計り詳細に記録する。
総務の仕事がないときは演劇部の練習に顔を出すようにしていて今日のようなタイムキーパーや代役を買って出たり、この前も姫役の代役を主人公はしていてセリフも何となく覚えちゃうよねと話していると舞台が暗転になり時間をメモしていると上手からバーンという何かが倒れる音がした。
ばたばたとした足音に部長の照明と言う声がして急いで見に行くと男子部員が大道具の障子を押えていて、高野先生を呼んできてと言う部長の傍らには姫君役の部員が倒れていた。
足を捻ったらしくその上ジャージの腕の部分には血が滲んでいて穣が緊迫した様子で応急処置をしているが様子から軽い怪我ではないのが伝わる。
高野先生が来ると穣の応急処置にこのまま病院に連れて行くからと部長は付き添いで一緒に行くことに、他の部員は片付けて今日は帰れと言われ怪我の具合を不安に思いながら解散した。
帰り道も不安で沈みそうになり穣の応急処置が凄いねと言うと大した事じゃないと言うが、野球をしてる時に習ったのと聞くと違うらしくしばらくの沈黙の後スポーツトレーナーを目指してるんだと言う。
姫君役の子からメールで元気なことと穣の応急処置を高野先生とお医者さんが褒めていたことが書かれていて嬉しくなる主人公だった。

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