PERSONA MOON

　穣の攻略６日目まで終了です♪
ほんとに穣くんは無口と言うか寡黙と言うか口下手と言うか･･･（＾＾；
実際いたら私とは相性悪いんだろうなと思いながら攻略してたり･･･口数少ない人ってちょっと苦手だったりするものでｗｗ

　まあそれは置いといて･･･とりあえず今のところ生徒会からの妨害もなく進んでます。
希太のときはちょっとだけ幸人が主人公に好意を持ってるかなと思えるところがありましたが、穣にからむのって京一なのかな？

４日目∥すぐに拾う・笑ってしまう

５日目∥まだある、と言う・声を掛ける

６日目∥私は穣くんを信じてる・じゃあ、また演劇部で（スチル）

　台本も役者も決まり演劇の準備が本格的に始まって練習も着々と進んでいて、最近は舞台と並行して総務の仕事をしていることが多く放課後講堂に大道具作りのため下見に行くことになった。
身軽に結構な高さのある舞台に飛び乗る穣に一瞬目を奪われて主人公も上がろうとするが上手く登れそうもなくて、横の階段を使おうとすると手を差し伸べて引き上げてくれる。
まず舞台の寸法を測り始めて手伝う主人公、他に計るところはあると聞くとファイルを取り出して上手の寸法と言われ知らない言葉に首を傾げると自分で調べたらしい舞台用語がびっしりと書かれたルーズリーフを差し出され真面目さと責任感に感心してしまう。
寸法や道具の数などをメモし終えるとどんな大道具を作ればいいのかという話になって昔撮影した公演のビデオを部長に借りようと言うことになった。
放課後、ビデオを借りてから視聴覚室に行き斜め後ろに座る穣をちょっと気にしながら映像が再生されると完成したものはまたイメージが違っていて切ないセリフにのめりこんでしまいついつい大道具の事を忘れそうになってしまう。
シャーペンを落としてしまい拾おうとすると穣が足元にあると探ってくれるが手に当たって転がってしまい主人公がそれを追うと突然手をぎゅっと握られる。
穣も探してくれていたらしく慌てて手が離れていくが主人公の心臓は跳ね上がったままで、シャーペンを受け取ると落ち蹴るように舞台に集中しようとするが大道具にまで気が回らなくていつの間にか終わっていた。
大道具はしっかり作りこまれていて真似て作るのは難しそうでどうしようか考えていると京一が現れ男女二人きりで何をしているのかと、Ｇフェスの仕事で使用許可も取ってあると見咎めるような京一に動じる事無く答える穣。
演劇部に学園祭の公演をお願いしたことをＧフェスのわがままだと言う京一、公演が難しくなるように追い込んだのは自分たちなのにと怒りが込み上げてくる主人公。
穣は真っ直ぐに見据えて本気でやってる人たちの気持ちを考えようとしないあんた達に何も言うことはないと言い切り廊下へ出ると、何の取り得もないリーダーシップを取るタイプでもない穣がＧフェスのメンバーになったのかが一番分からないと言われて穣の顔が一瞬強張る。
悔しくて言い返したいのに咄嗟に言葉が出てこなくて睨み返すしか出来ない主人公、さらに中傷しようとする京一の脇を足早に通り抜けて姿が見えなくなってもどんどん先に行ってしまう穣に声をかけるはっとしたように足を止めた。
ごめんと言う穣に平気な顔してたけど本当は辛かったんじゃないかなと思い大丈夫と首を振り穣は大丈夫かと聞くとぎこちなく笑う。
きちんと言い返してくれてちょっとスカッとしたと目一杯の笑顔を向けるとちょっと思いつめた切ない表情で主人公に手を伸ばしてきてびっくりするとはっとしたように手を引っ込め赤くなりながら諦めるつもりないと言い、まさか抱きしめるつもりだったとかと思ってしまい赤くなりながら穣は鍵を主人公はビデオを返すためにわかれる。
次の日の昼休み、Ｇフェスの定例会議で大道具についての問題点を相談すると晴彦がパソコンで簡単な舞台構図を提案してくれて寸法が分かればちゃんとした図案も作ると手伝ってもらえることになったが教室へ戻る途中穣はなんとなく元気がないように感じた主人公。
週末、大道具の買出しに穣と待ち合わせた場所へ行くとなぜか浮かない表情が気になる主人公、ホームセンターでペンキや刷毛などの細かいものを買いベニヤ板などは人手を集めて後日来ることになった。
アイスショップのメニューを思わず目で追っていると休憩しようかと言ってくれて、席に座ると相変わらず沈んだ顔の穣が気になってしまいどうしたのか聞いてみる。
頼りないかもしれないけど話してと言うと頼りないのは自分のほうだと言う穣が京一に言われたことを気にしているのだと分かって、穣の事をすごいと思ってるという主人公。
舞台用語を前もって調べたり大道具作りの計画をしっかり立てたり責任感が強くないとできないよと目を真っ直ぐに見て前から思っていた事を伝える主人公に少し笑顔を見せてくれた。
夏休みも近付き雨の降りそうな中一人で帰ろうとしていると穣が見えて夏休みの予定を伝える為に後を追い声をかけるが気付いていないようで、傍に駆け寄り歩調をあわせながら覗き込むとどうやら甲子園の中継をイヤホンで聞いていて気付かなかったらしく驚いた顔でのけぞった。
野球の話しを楽しそうにする穣にどうして辞めたのか聞いてみるが言いにくそうに口篭ってしまい、母親からの電話で洗濯物を取り込んで欲しいと言われて自転車で送ってくれると言われるが恥ずかしくて遠慮がちに服を掴むと手を掴んで自分の体にしっかり掴まるように言われ腕を回して掴まった。
知り合いに会わないように道を選んでいくと最短距離から外れて行ってしまったがこのまま家に着かなくても良さそうな気になってしまう主人公、雨がぽつぽつ降ってきて家に着いて自転車から降りると穣の体温が離れてしまって少し寂しいなと思ってしまう。

　夏休みの少し前に野球部は人数がぎりぎりのうえけが人が出てしまい甲子園を辞退しなければならないかもしれないという噂が流れて、穣も続けていたら甲子園とか目指したのかなと思ったが学園祭の準備に追われてすぐに忘れてしまった。
夏休みに入ってから本格的に大道具の製作を開始した主人公と穣、手の空いている演劇部の人と美術室を借りて作業している。
昼ごはんを食べながら演劇部の人と随分仲良くなれたなと思っていると部員の子に午後は何をやるのか聞かれて、本当は穣に聞こうと思ったらしいが窓際でぼーっと考え事をしているのが不機嫌そうに見えて声がかけづらかったらしく。
声をかけると夏休みだなと思ってと言うが時間に気付いて慌てて弟を迎えに行ってしまい、午後は穣の指示がなく不安だったが問題なく作業を終わらせることが出来た。
帰り支度をしていると穣が忘れていったらしい携帯が鳴り表示は希太の名前だったが勝手に出るのはと躊躇う主人公、着信は１３件あり急用だったらと意を決して電話に出た。
希太の用事は学園祭のライブで演奏する曲の感想を聴きたかったというもので携帯を届けるために穣の家へ向かうことにした。
穣の家に行くとお母さんが迎えてくれて久し振りの家の中についついきょろきょろしていると野球をやっていた頃の穣の写真を見つけて、肩を壊して治ってからも以前のようには投げられなくて辞めたという事を聞かされる。
お母さんと話していると穣の弟の徳が駆け込んできて恥ずかしそうに久し振りと言うと踵を返して穣を呼び言ってしまい、忘れていった携帯を渡して希太の伝言を伝えると曲を聞いていく事になった。
部屋に入ると希太らしい元気な曲を聴きながら小さい頃とは違う緊張感に横を向くことが出来なくて、前を見たまま話してると優しい旋律の曲にいい曲だねと言おうと穣を見ると穣もこちらを見ていて二人して思い切り顔を背けた。
何してるんだろうと思ってると足音が部屋の前で止まり徳がキャッチボール付き合ってと顔を見せるが主人公の顔を見ると慌て出して、ＣＤを聞いているからと断わろうとするが二人がキャッチボールしてるところ見たいと言うと久し振りの再会に加えて年頃のせいか昔のようには仲良くしてくれないが徳もいいよと言ってくれて近くの公園まで行く事になった。
ボールを投げながらいつもより話す穣が嬉しくてボールを目で追っていると徳と目が合い交代と突然グローブを渡され硬直する主人公、楽しいからと言われてもやった事がなくて困ってると穣が構え方を教えてくれて。
何度か続ける内に楽しくなってくると見ているだけでは飽きたらしい徳と三人交代で日が暮れるまでキャッチボールをしていた。
次の日、始めて行く美影の家に緊張しながらインターホンを押そうとするとタイミングよく棗が出てきて予想外の人の登場に驚いてると美影を呼んできてくれた。
山ほどある宿題を前にたびたび美影に教えてもらいながら消化していき途中休憩をしていると穣と付き合ってるのかといきなり聞かれて、付き合ってないよと言うと自転車に二人乗りをした事やキャッチボールをした事まで知っていてびっくりする主人公。
主人公とは無口な穣がよく話してるしお似合いだと思うけどなと言われて確かに以前よりは仲良くなったと思うけどと考えてると、恵人が棗から主人公が来てると聞いてどたどたと部屋に様子を見に来て美影に追い出されていた。
きりのいいところで切り上げて美影となぜか恵人に見送られて帰路につきキャッチボールをした公園に差し掛かるとベンチに野球ボールを持って座っている穣がいた。
声を掛けると驚いたようだったが何をしてるのか聞くと主人公はと返されて美影の家の帰りと言うと納得した顔で、悩み事があるんじゃないのと聞くと別にと言って立ち上がり帰るぞと歩き出してしまう。
小走りに隣に並ぶとしばらくの沈黙の後自分が大道具を抜けたらという呟きは主人公には届かず聞き返すがまたそっぽを向いてしまい、何を悩んでるか分からないけど自分の気持ちも大事にしてねと言うと驚いたように立ち止まった。
責任感が強くて自分を犠牲にして諦めちゃいそうだからと続けると心配かけて悪いと言って歩き出した横顔が心なしかさっきよりもスッキリしているようでほっとした。
久し振りの大道具作りの活動日、今日は演劇部は通し稽古で二人だけだったが先に来ている穣の姿はなく、集合時間が過ぎても現れなくて指示を出したあとに携帯に連絡してみるが一向に出る気配はなく不安になる主人公だった。

　穣が大道具製作に顔を出さなくなってから３日が過ぎ、メールでしばらく顔を出せないとは連絡があったものの理由を聞いても返信がなかった。
突然顔を出さなくなったことへ部員も不満を表して製作もはかどらなくなってしまい公園で会った時にもっとちゃんと聞いておけばよかったと思う主人公。
公園の前を通りがかって少し先を横切る穣の姿を見かけ気になって後を追ってみると着いたのはバッティングセンターで、入ろうか悩むがどうしても大道具を休んでる理由が知りたくて思い切って入ってみることにする。
網で仕切られた打席の一つに入っていくのが見えて入り口近くのベンチに座る主人公、打席に立つと飛んでくるボールを軽々と打ち込んでいくのを凄いなと思って見とれてしまう。
肩を壊してピッチャーを諦めたと聞いたけど野球をやめる必要はなかったんじゃと思うがその表情は思いつめていてこちらが苦しくなるほどで、１時間以上が経っても終わる気配がなく製作の事を聞こうと思ったが何も言えずに帰ることにする主人公。
次の日、美術室では穣が野球部の試合に出るという話しで騒然としていて主人公も動揺していると野球部員から聞いた話しらしく、主人公にも言わずに出るのは違うんじゃないかこのまま来なくなると言うことはないよねという言葉にシンとなる。
穣の性格上それは絶対無いしそんな人じゃないという主人公も不安なのは一緒で、穣がいないまま製作をはじめたが演劇部のみんなの心の中にわだかまりが出来てしまったのは確かだった。
希太からメールが来ると何か知ってるかもしれないと聞いてみることにした主人公、あった事を話すとやっぱり引き摺っていたかと。
ポジションを変えるとすれば続けられることもあるがピッチャーに未練があった穣は努力すれば戻れると信じてトレーニングを欠かさずチームメートも復帰をすんなり受け入れたが、全力を出せない自分が許せなくて手を抜くぐらいなら辞めると言い出すような不器用さがあるから野球の練習と大道具の製作の両立は無理なんだと思うと言う希太。
中途半端に出来ないから主人公にも何も言わないんだといわれて直接聞いてみると希太にお礼を言ってグラウンドに向かう。
練習が終わる頃を見計らって声をかけるとばつが悪そうな顔をする穣に希太に話しを聞いたと言う主人公、急に来なくなってみんな困ってるしちゃんと話せば分かってくれると思うよと言っても口を開きかけて噤んでしまう。
穣を信じてるしなにか理由があるって思うけど自分じゃ役不足なのかなと不安になりながら思い切って聞いてみるとそのへんで勘弁してやってくれないかと部長に声を掛けられる。
部長の話しによると元々人数がぎりぎりの上怪我人まで出てしまい人数が足りないと言う理由で試合を放棄する気にどうしてもなれなくて、Ｇフェスをやっていたことも知ってはいたし最初は断わられたがかなり強引に引っ張り込んだらしい。
怪我した部員がテーピングをしてでも出ると言っていて無理をすれば肘を壊していたらしく穣は自分を重ねてしまったのかもしれないと思う。
今のことを話せば分かってくれるし試合が終わったら戻ってくればいいよと言うとムシが良すぎないか言う穣に黙って来なくなる方がムシが良すぎるしこっちも最後まで頑張ってもらわないとと、穣を貸してくれと頭を下げる部長に慌てて演技部には自分が話しておくと言う主人公。
次の日、なんとか分かってもらおうと演劇部員に野球部の事を説明すると納得というようにわかってもらえて試合は午後からだからみんなで応援に行こうと言ってくれて、大道具の助っ人に来てくれたＧフェスのメンバーも一緒に行ってくれる事になった。
肩を壊したと言ってももともと能力が高かったらしく難しい打球も上手に受けていて、グラウンド走りボールを追いかける穣は生き生きとしていた。
９回裏、ツーアウト満塁で穣が打てば逆転と言う絵に描いたような場面、レフト方向に飛んでいく打球はあわやホームランと思ったボールは外野手に捕球され試合終了のサイレンとともに野球部の夏は終わりを告げた。
帰り道穣を待って一緒に帰っているとありがとうと言われけじめがついた気がすると言う言い方が穣らしいと思い、別れ際また演劇部でというと驚いてる顔に大丈夫みんな戻ってくるの待ってるからと言って背をむけ帰ろうとする。
危ないと言って引っ張られ穣の胸に倒れこむと自転車が走り抜けていきドキドキする主人公、危なっかしいから送ると言われて隣に並ぶとチラッと見て笑い変わってないと言われきょとんとする。
昔からぼーっとしてたと言われてしてないよと言うが小学校の時三輪車にひかれそうになってたと言われてその時も穣が助けてくれたと言うと穣の顔が赤くなっていた。

[5回]