PERSONA MOON

　辻晴彦攻略も９日目まで終了です。
辻先輩、もうラブ度急上昇です！ストーリー甘いです！！

　いつも優しい人が時々強引になったり真剣になったりするとドキドキです。
というか主人公から告白させる流れに持っていくつもりなんでしょうか辻先輩は
幸人のＳさ加減も恵人のときより見え隠れしてます（＞＜
９日目の後半なんて途中カットできなくて結構そのまま書いてしまってますが最初の選択肢は追わない方が良かったかもしれません（＾＾；
辻先輩の実家がお寺って言う事が分かりましたがここで質問･･･将来お寺を継ぐんでしょうか先輩は？？丸坊主にして･･････ｗ

今回は随分長くなってしまいました

７日目∥友達として・譲らない

８日目∥急いで食べる・嬉しかった（スチル）

９日目∥追いかける・何も言わない

　学園祭開催に向けて教職員へのプレゼンの準備を進めるＧフェスメンバー、しかしその内容はごちゃごちゃだったり簡単過ぎだったり専門的過ぎたり。
恵人はなんとか纏めようとするが希太の楽観的発言に棗の説教が始まり勝手にしろと出て行ってしまい、棗は恵人を宥めに希太はバンドの練習に穣は自分の仕事を片付けにとまとまりが無く晴彦と主人公は不安そうに顔を見合わせる。
次の日話しを聞いてもらおうと美影を待つが結局学校に来ることは無く、美術準備室へ行くと恵人と棗もお休みで晴彦から棗は両親が海外にいるため円城寺家に一緒に住んでいることを聞かされる。
携帯にかけても繋がらず仕方なく唯一学校に来ていた幸人に事情を聞こうと晴彦と主人公が教室へ行くと関係ないだろうと言うだけで。
それでも友達だから心配と言うとそれなら「俺の奴隷になれ」と主人公の腕を掴んで引き寄せ、「俺のものになって言う事を聞けば働き次第では学園祭も無事に開催できるかもしれないぞ」と。
突然の展開に試されているのがわかってもどうすればいいのかおろおろする主人公、晴彦は「主人公のおかげでここまでこれた」と「とりあえず手を離せ」と保健室やポスター事件のあの冷たい怒りを見せ不穏な空気が。
そこで幸人の携帯が鳴り手短に返事をして切った後、紙に住所を書きながら「交渉は決裂だから俺から教える事はない」と、晴彦は「結局幸人君は優しいんだよね」と言い穣と希太を交えた四人で円城寺家に行く事になった。
チャイムを押すと男性が一人出てきてリビングに通されると恵人と棗と美影がソファに座っていた。
理由を聞くと美影が風邪でくしゃみをしただけで新型インフルエンザかもしれないと健康な恵人と棗まで休ませて三人を無理矢理病院に源さんが連れて行ったとかで、美影の風邪も大した事無くぜっかく人が多いんだからと円城寺家名物のカレー鍋をみんなで食べる事になり主人公は晴彦とスーパーに買出しへ。
珍しそうに見回す晴彦はスーパーに来るのは殆ど始めてと、カゴを持つという申し出を断わるとじゃあ一緒に持とうと言われて新婚みたいだなと恥ずかしくなった主人公。
食材を見て周ると晴彦の口からは松坂牛や松茸などの高級食材ばかり、その後もなにかと一般感覚と違う発言をする晴彦にもしかしてお金持ちなんじゃと思った。
円城寺家のカレー鍋は真っ黒でとてつもなくにんにく臭かったりしたが意外に美味しくてちょっとギクシャクしていたメンバーの空気もいつのまにかいつも通りののりに戻っていて、帰り道こんな風に大勢の人と楽しく過ごしたのは初めてだと言う晴彦、Ｇフェスも最初は呼ばれたから何となく行ってみただけだったとか。
でもこういうのも楽しいって思えるのは主人公のおかげだねと、いつも沢山の人に囲まれているのに上っ面しか見ない相手には上っ面でしか返さないと言った晴彦の言葉を思い出していた。

　終業式の日、数日前に行ったプレゼンの結果は、学園祭がまだ生徒に浸透していない為休み明けに改めて検討すると言うものでＧフェスメンバーはがっかりしていた。
そのまま夏休みに入り美影と出かけたり家でのんびりして数日が過ぎた頃、晴彦に連絡してみようかなと思ってやっぱりやめるとちょうど晴彦から電話が、慌てて出ると家でチラシを作ってるけどちょっと行き詰ってるから手伝ってほしいと言うもので。
学校でやりましょうかと聞くとせっかくだからと晴彦の家で手伝う事になり、駅前のケーキ屋でシュークリームを買い待ち合わせ場所で待っていると肩を叩かれた。
後からついていくと近道だからとなぜか幼稚園の中を突っ切っていく晴彦は園児とも顔見知りのようで、戸惑いながらさらについていくと今度は立派なお寺につきここも近道かと聞くと晴彦の家で先程の幼稚園も家でやっているとか。
立派なお寺やスーパーでのセレブ発言を思い出して駅前のケーキ屋で買ったシュークリームがなんだか恥ずかしくなってしまった主人公、家の人は留守のようでしかも男の人の部屋に入るのは初めてで緊張にちょっと震えてしまう。
シュークリームを冷蔵庫に入れて戻ってきた晴彦にパソコンの前に座らされると背後から抱きしめるようにマウスを操作し始めて、あまりの近い距離にドッキドキしながらもどうにかチラシ作りの意見を言う主人公しばらくして一段落つきお茶にすることになった。
あんまり食べるところを見られたくなくて急いで食べているとお腹空いてたのと言われてしまい、ついてるよと指にとったクリームをそのまま口に入れてごちそうさま美味しかったよと笑う晴彦に慌てていると袈裟を着たお坊さんが帰ったぞといきなり現れそれがどうやら晴彦のお父さんらしく。
どうやら家に友達すら連れてきた事が無かったらしく友達がいるのか心配していたのに始めて連れてきたのが女の子で喜んでるお父さん。
余計な事を言うなと不機嫌な晴彦に対してマイペースに主人公の手を取って彼女と誤解して楽しそうなお父さん、部屋に二人になると我慢できずに笑ってしまい親がアレだから俺も変なんだよねと晴彦。
少し一般感覚とはずれてるとは思う主人公だったが「先輩は優しいしモテる」と言うと晴彦の表情が一変して冷ややかなものになってしまい、あれっ？と主人公が思ってると「それは都合のいいところしか見てないから。本当の自分は紳士でもなんでもないんだよ」と、教えてあげようかと身を乗り出す晴彦に対して思わず後退りしてしまう。
が、腕を掴まれて逃げるのと聞く表情が切なそうに揺れた気がして頭は真っ白のはずなのに主人公の口から出た言葉は「逃げません、先輩が紳士じゃなくても構いません」だった。
ふと晴彦の表情がいつもの笑顔に戻りなんてね冗談と言うとほっとした主人公、からかわないでくださいとお手洗いに立ったが本当に冗談だったのかともやもやしたままで、部屋では「あーあ、やっちゃった」と晴彦が呟いていた。
帰り道幼稚園では簡単な縁日が出ていて少し遊んでいこうと言う事になり水風船を取りながら晴彦に今日うちに来てどうだったと聞かれいつもと違う先輩を知る事が出来て嬉しかったというと安心したように、やっぱり家に来てもらって本当に自分を知ってもらえてよかったさっきのも冗談じゃないよと。
そこで晴彦が次の屋台に行ってしまい結局どういう意味か聞き損ねてしまったが縁日でもらったおもちゃの指輪が主人公の宝物になった。

　夏の最後の花火大会を一緒に見ようと美影と約束していた主人公、親が張り切って着せてくれた浴衣を冷やかされ着慣れない浴衣にまごついていると肩がぶつかってしまうがそれは晴彦だった。
後からＧフェスのメンバーが集まり３０分前に恵人が会合だと言って急遽招集をかけたらしく、美影は不満そうだったが結局みんなで屋台を周る事になり晴彦に会えた事が嬉しかった主人公。
人込みの中で美影に話し掛けようとしたがそこには晴彦がいて、浴衣を褒めてくれて恵人の予想通りという言葉に聞き返そうとするとぽつぽつと雨が降り出す。
雨足が酷くなってくると引き返そうとする人、通りぬけようとする人の混乱に流されてしまい晴彦が手首を掴んで引き寄せてくれたが他の皆とははぐれてしまって近くの公園の大きな木の下に避難する。
ちょっと待っててと言う晴彦を思わず追いかけると二人とも濡れるから戻ってと有無を言わさぬ強い言葉に木陰に戻り待っていると、しばらくしてビニール傘を買って戻ってきた晴彦はずぶ濡れになってなってしまっていた。
申しわけない気持ちで晴彦を家に招く事にした主人公、寄り添うようにして歩いてると恋人同士みたいだなと胸が苦しく強い雨音に晴彦も口数が少ない。
家に戻ると母親も友達と出かけているらしく留守で晴彦が洗面所でドライヤーを使って出てくることには雨も止んでいたが、このまま送り出したくないけど引き止める理由もないと考えていた主人公、晴彦の忘れ物を取って帰ってくるとそれは手持ち花火で一緒にすることになった。
花火で円やハートを描きながら今日３０分で皆が集まったのは主人公の浴衣姿を見る為だったと言う晴彦、恵人からのメールで学園祭では浴衣喫茶をすることにしたとか。
最後の線香花火を肩を寄せ合って火をつけると晴彦は息を止めてまで火の玉を落とさないような真剣さ、火の玉が落ちてしまうと後片付けをしながら最後に主人公との思い出が出来てよかったの呟きに寂しさで何も言えなくなってしまった主人公、頭にぽんと慰めるように手を置く晴彦は言い残した事を言おうとしているようだったが結局口を噤んだままで。
家の前で元気なく見送るとつまらなかったと聞かれて慌てて首を振りながら楽しかったからちょっぴり寂しくてと言う主人公、笑ったつもりがうまく笑えていなかったようで急に真面目な顔になる晴彦。
「そういうかわいい顔でかわいいこと言うのって、わかっててやってる？」と、聞き返す前に引き寄せられて抱きしめられていた。
「あ～あ、やっちゃった。主人公のせいだからね」と言う晴彦の低い囁きに我慢していた寂しさがほどけていくようで、主人公も気がつくと手を背中にまわして晴彦の服を握り締めていた。
それから少し体を離して「楽しかったのに、なんで寂しくなっちゃったの？」と聞きながら覗き込む意地悪な微笑みに自分の気持ちを自覚するが口に出来ずにうつむくと「まだいいか」と呟く晴彦、答えが分かったらいつか教えてと言われ、言える日が本当にくるのかなと思う主人公。
来年の打ち上げ花火は二人でと言う言葉に頷くと本当に分かってると念を押されて改めて二人だけと言う事を意識して、ちょっとうろたえながら先輩がよければと返すとずるいなと笑って。
焦らない事にしようと残して晴彦は帰っていき主人公は背中を見送った。

[1回]