PERSONA MOON

　棗先輩の攻略エピローグまで終了しました、はい無事にハピエンを迎えられて半分魂が抜けてしまってる状態だったりします
そして今回のレポはめちゃくちゃ長くなってしまってすみません。
棗先輩実は誰よりも押しが強いキャラなような気がします。
なぜか･･･恵人先輩のときも辻先輩のときも比較的すんなり好きって答えてたのになんだか主人公たじたじでしたから･･･もしかして最強？ｗｗ
希太と穣とヒロミちゃんが攻略まだなのでどうなるかわかりませんが･･･

　まだ棗先輩攻略途中の皆さん思い切りネタばれしまくってますので読むときは気をつけて下さい（＾＾；
最終話の告白シーンのセリフ出来る限り簡単にしたつもりが素敵過ぎてほぼそのままだったりするので･･･
そして、攻略済みの皆さん･･･拙いレポですが棗先輩の素敵告白を思い出してにんまりして下さると嬉しかったりしますｗ
エピローグも一応メモってはあるのですが恵人先輩も辻先輩も載せてなかったのでどうしようかなあと考え中です。

　さて次は目当てのヒロミちゃんはまだだから希太君攻略いってみようかなあ。
レポに力入れられるといいんだけど･･････

１３日目∥棗を私が誘った・棗を起こさない

１４日目∥それだけですか・答えずに微笑む（スチル）

１５日目∥選択肢なし（スチル）

エピローグ∥選択肢なし（スチル）

　学園祭開催に向けて作業も慌しくなってきたが淡々と仕事をこなしていく棗、そういえば希太がいないと思っていると雑誌を読みながら現れこれだといきなり声を上げる。
希太が作業も忘れて読んでいたのは流星群デートの特集でどうやら主人公を誘って見に行こうと思っていたらしく恵人のげんこつで殴られる、がめげずに主人公を誘うのが気に入らなくてヤキモチだと言うと恵人に物凄い睨みをきかせられて作業に戻っていった。
天文学が得意な棗はもちろん知っていたんだろうなと流星群を見に行かないのかなと思う主人公、ちらっと棗を見るが変わらない表情で仕事をしていて帰り道に流星群の事を聞く事をそんな事考えてる場合じゃないでしょと言われてしまう。
家から見えるかなと空を見上げるとやっぱり無理だと表情を崩すして街の空は明るすぎると言う棗、いきなり駅に駆けだし驚いて追いかける主人公に切符を渡しながら星の見えるところに行くと。
電車の中で美影の家に泊まると家にメールを打ち棗もどこかにメールしているようで源さんにかなと思っていると流星群の知識があるのかと聞かれて素直に無いと答える主人公、知らないと楽しめないだろうと流星群について語り始めるが言ってる事は半分くらいしか判らない。
それでも丁寧に優しく教えてくれていつもより生き生きと話してくれるのが嬉しい主人公、いくつも電車を乗り換えて３時間後についたのは田舎の無人駅だった。
小銭が無くてコーンスープを一つしか買えず主人公にくれるが迷っていると冷めるからと言われて一口飲む、寒くないと言っているが隠れてくしゃみをする棗に温まるから飲んでくださいと缶を差し出すと固まる棗。
その様子に首を傾げる主人公だったが間接キスになることに気付いて嫌ならと引っ込めようとするともらうよと、順番と言われ缶を返されるが意識しすぎて飲めずにもういいですと返そうとすると却下と言われてしまい主人公が最初に飲めって言ったんでしょと言う棗が楽しげに見える主人公。
甘いよねそれと言われてコーンスープですからと返すと今日のは特別甘いとやわらかく笑う棗にドキッとする、いつからか二人きりの時はこういう顔をしてくれるようになってこの顔に弱いんだよねと思う。
缶が空になって沈黙が続くと二人きりと言う事を意識してしまって落ち着かなくなる主人公、こういう事をするのが意外だったと言うと赤くなって衝動に突き動かされる事くらいあると言う。
棗のあっと言う声に顔を上げると流れ星が一つ二つと流れ始めて見惚れてると願い事したと聞かれて忘れていた主人公早くしないとといわれて、切り返しに棗に願い事を聞くと真剣な顔で主人公に関することだけど叶わないと困るから今は言わないと。
流星群を見上げながら棗と一緒にいたいと願う主人公、棗も同じ願い事ならいいのにと思う。
流星群が終わって帰ろうと時間を見て顔を顰める棗に電車がなくなる時間でもないのにと思っているとここは都会じゃないから電車はもうないと、マンガ喫茶かどこかに泊まろうと思っていた主人公は泊まる所なんて無いよねと考えていると着いてきてと言われて。
棗に連れられてこられたのは山小屋で野鳥観察小屋らしく連絡しなくていいのか聞かれて美影の家に泊まるとメールしたと言うと男と一緒に星を見に行くなんて言えないよねという棗、一応美影にも連絡すると棗と一緒かと聞かれて自分が誘ったと言う事にしてわけを話す。
コートを渡されて羽織り体育座りをするがこれじゃ先輩が寒いんじゃと言う主人公、寒くないと言う棗に絶対寒いと食い下がると呆れたようにコート一つしかないし体の大きさを考えれば主人公に必要と。
二人ではいると聞かれてそうかと素直に棗のほうにコートに広げると何のまねと怪訝な顔をされ、やっぱり狭いですかと言うとそう言う問題じゃないと溜息をつかれる。
棗が二人でと言ったと言うと今度は悲哀の色をした溜息をつき前にも言ったしメールでも無防備すぎるって色々注意したよねと言われてそんな事もあったなとぼんやり思い出す主人公、それでも今は緊急事態で棗が風邪を引くのは嫌だし自分だけが温かいのも嫌だと言うと緊急事態なら他の男にもするのと言われて話しがどうしてコートから外れてるんだろうと思う。
棗とじゃなきゃこんなところに来ないのにと思う主人公は今はコートのことと言うとわかったと言われて納得してもらえたとほっとして隣に座ろうとする、が腕を引っ張られ「隣にどうぞなんて言うと思ったの」となぜか棗の膝の間で後ろから抱きしめられていた。
「いいよ好きにさせてもらうから、今夜はずっとあっためてあげる」耳元に囁きと共に息がかかり何でこうなるのと頭がついていかない主人公、こういう目にあいたくなかったら他の男にはさっきみたいな提案しない事と言われてただ頷き返すしかできなかった。
明日も学校だから寝てと言われて目を閉じると虫や風の音に棗の鼓動も感じて落ち着く主人公、棗だから一緒にいるんだと改めて思うのだった。
微かな明るさに目を開けると棗の顔がすぐ近くにあって昨日の事を思い出してもう一度寝ようと目を閉じると、抱きしめる腕に力が篭り身動ぎをする棗に起きてるのかと声を掛けてみる主人公、ふいに頭を上げて笑い主人公の名前を呼んで可愛いと言ってまた寝てしまった棗に固まるがまた寝ようときつく目を閉じた。
揺すられて始発の時間だと起こされると濡れたタオルを差し出してくれる棗にちょっとした罪悪感と高揚感を胸に始発電車に乗って学校へ、放課後会議に行くと流星群を見に行った事は誰も知らないはずだけどドキドキする主人公、棗が来て挙動不審になってしまい思い切り希太に怪しまれる。
恵人が昨日は結局帰ってきたのかと棗に聞くといつも通りの棗に対して朝帰りの言葉に棗に限ってそんなことと思い切り動揺してしまう主人公、主人公に何かしたのか聞かれて態度も言い方もいつも通りなのに「したかもしれない」と棗の予想外の答えで一瞬準備室の空気が固まった。
「冗談」という棗に安心したように声を漏らすメンバー、変なことに気を回さないで自分の仕事をさっさとやってという棗。
二人の秘密と昨日の事を思い出してしばらくは学園祭のことに集中しようと思う主人公だったがあの人のターゲットが棗から他の誰かに変わっていた事をまだ知らなかった。

　学園祭まで残り１週間になり今日は定例会議を生徒会室で行う事に、次々に報告が行われて文化部は出し物運動部は出店をする事になっているが盛り上がりに掛けるという京一。
高校生クイズの結果にどうしても納得がいかない京一から生徒会空の提案としてもう一度クイズ大会でどちらが上か決着を付けたいと言い出し、自信ないという葉月に期待してないというと今度のパートナーには幸人を指名すると言う。
目的は達成されている為負けても別にいいんだけどと思う主人公、棗も興味無さそうにしているが予想外にあっさり参加を承諾した幸人が条件があると、勝ったら生徒会に入れたい人間がいるという言葉にもしかしてまた棗をと思う主人公。
だが幸人の視線が主人公に止まりクイズ大会に勝ったら主人公に生徒会に入ってもらうと言われ棗が勢いよく立ち上がった。
これに恵人がＧフェスには何の得もないと言うと来年の学園祭を許可すると、生徒会が勝ったら主人公が生徒会に入る負けたら来年は無条件で学園祭開催という話しになり周りは棗と幸人のトップ争いだと騒ぎ出す。
やっぱり幸人も頭がいいんだと思っていると恵人に主人公の意志に任せると言われて、学園祭の準備が大変だった事を思い返し来年の学園祭の事を考え条件を承諾すると棗の顔が苦しそうに歪んだ。
会議が終り幸人になぜ自分なのか聞くとＧフェスがここまでやってこられたのは主人公がいたからで棗も高校生クイズであんなに頑張らなかっただろうと、買い被りだと言うとそれはどうでもいい欲しいのは主人公だからと言われて負けませんとだけやっと口にすると逃げるように立ち去る主人公。
Ｇフェス会議でクイズ大会の事を話すとメンバーは口々に主人公が生徒会に行くのを反対し恵人はまだ行くとは決まっていないと当日まで棗と特訓する事になり、急いで円城寺家へ向かう帰り道みんなが主人公を認めてるから引き止めるんだ実行委員にいるべきだと言う棗に思わずそれだけですかと言うと動揺してそれだけじゃないと小さい声だったが主人公にはしっかり聞こえていた。
家につくとまだ誰も帰っていないらしく静かで棗の部屋へ案内されて緊張する主人公、棗の出す問題を答えていき間違えると丁寧に教えてもらったりしてちょうど１時間半が経つと休憩と。
用意してくれたのはあんころ餅と緑茶でおはぎを一緒に食べた時のことを思い出しそれからクイズ大会の話になって天文学が得意なんて意外だったというと不意に口を噤んでしまう棗。
あんころ餅だけだと喉につっかえると言われて緑茶に手を伸ばすと予想以上に熱くて思わず手を離してしまい、慌てて近くのタオルで拭こうと手を伸ばすと棗も同じ事を考えていたらしく固まる二人。
自分が拭くからと棗がテーブルを拭いてくれて星の話をしようとするとちょうど美影が帰宅し、棗の部屋に主人公がいて驚く美影から逃げるように送るからと二人家を出る。
話しがあると言われて前にも寄った公園に行くと一等星を指さして名前を教えていく棗、プレアデス星団の中国名を聞かれて答えずに本当に星が好きなんですねと微笑むと聞いたのはそんな事じゃないと、すばるですよねと答えると合ってるけど制限時間オーバーと顔を見合わせて笑いあった。
今の光は何百年か何億年か昔の光と言う棗は真剣な顔で天文学者になりたいと、子供っぽいよねという言葉にそんな事ないと空を見上げて夢が叶うといいなと思っていると流れ星を見つけ思わず立ち上がる主人公。
膝に乗せていた鞄を落として中身を全部ぶちまけてしまい恥ずかしいと思いながら集めていると呆れながら一緒に集めてくれる棗、流れ星に何を願おうとしたのか聞かれて棗の夢が叶うようにお願いしようと思ったと言うと表情が揺れて手が止まる。
「僕なら違う事を願う」と言われて「君を渡したくない」こういうことだと抱きしめられ、生徒会に行きたくないと言うと「僕が許すわけ無いでしょ」と。
そっと背中に腕を回すとさらにきつく抱きしめられて「誰にも渡さない」と、二人の気持ちを遮るものはもうなくて時間が経つのも忘れて抱きしめあっていた。

　学園祭当日の最後のＧフェスミーティング、１日の流れを軽く確認後それぞれしっかりやれと恵人が気合を入れ成功させると気合充分のメンバー。
主人公と棗はクイズ大会に集中する為手伝いは無しだと言われて驚くが色んな含みを持たせて負けられないだろうと言う恵人に顔を見合わせて頷いた。
それぞれが担当する出し物などにちらばっていき準備室には棗と主人公だけになり、手伝いをしないとなるとクイズの予習詩化することが無いが緊張で集中できない主人公。
緊張してるねと棗が学園祭を見に行こうと言い出しそんな事をしてる場合じゃと言う主人公、リラックスしたほうがいいと諭されて迷ってると二人の努力の成果を主人公と見たいと言われて。
準備室を出ようとすると背後から声をかけられて振り返ると「クイズ大会で勝てたら言いたい事があるから覚悟して」と、えっと聞き返すと返事はと言われはいと頷くとぽんと頭に手を置いて先に出て行き棗の言葉を聞くために勝たなくちゃと気合が入る主人公だった。
まず将棋部に行くと他校の生徒や雑誌の取材が大勢来ていて部長が二人を見つけ今年もトーナメントが出来たのは棗のお陰だと言ってくれるが、どうやら試合は劣勢のようで指摘されると代わりに棗に打ってほしいと。
いいか聞かれて主人公が頷くと負けてる部員に代わり席に着き劣勢にも拘らず落ち着いて打っていく棗、王手と言う棗の声に将棋部の勝ちとなり主人公のもとへ戻ると肩ならしになって緊張も解けたと言う。
一体いつ緊張してたんだろうと思う主人公、次に野外ステージへ行くと希太のバンドが演奏していた。
ノリのいい曲は棗の趣味じゃないかもと思っていると楽しそうな希太に別人みたいと言う棗、曲もいいし意外な才能だと冷静に分析していてステージ前にはかぶりつきで見ている女の子達もいた。
演奏が終わってＭＣになると学園祭が開けたのはクイズ大会で優勝してくれた仲間のお陰だと、このあとのクイズ大会も二人の応援をよろしくという希太恥ずかしい事をと言いながらも嬉しそうな棗だった。
演劇部では戦国時代の悲恋が上演されていて幕が下りてから穣のところに行くとこれからクイズだなと言われてまた緊張を思い出す主人公、「自分と棗を信じろ」という穣と「負けないから絶対」という棗に自分達を信じなきゃと思うのだった。
そんな話しをしているとクイズ大会委員が呼びに来て会場へ行くと既にセットが出来上がっていて、一人待っていたが棗が来ないので探しに行くと幸人と話しているのが聞こえる。
「負けないから」という棗に「川野の気持ちは分かってるが容赦しない、欲しいものは自分の力で手に入れる」という幸人、「幸人らしいけど今回はそうはさせない」ときっぱり言い切る棗に緊張とは別にドキドキしながらセットへ戻る主人公。
クイズのルールは早押し解答後得意なジャンルを選ぶというオーソドックスなもので棗が先手で正解すると得意な天文学で最初から正解を重ねていく。
が、何問目かで幸人が天文学ジャンルで正解し法学を選択するとやっぱりと言う棗、法学は幸人の得意分野らしいが一問目は棗が抑えると幸人を見ながら法学を選択し二人の間に火花が見えたような気がする。
出されるどの問題も問題集や教科書で見たことがないものばかりで棗と幸人の一騎打ち状態のまま両チームがリーチを迎え最後の問題の途中で押したのは京一、どきっとする主人公だったが答えた瞬間幸人の表情が歪み不正解の音が。
考えるようにじっと目を閉じて考えていた棗が不意に目を開けると「橘屋又三郎」と、会場が水を打ったように静かになり司会者の口が一瞬歪むと正解。
瞬間、二人の優勝が決まり思わず主人公を抱きしめる棗、棗のお陰だと涙ぐんで喜ぶ主人公に「違う、僕と君の勝利だ」と言われて私は何もと言う主人公に「誰の為に専門外の法学まで詰め込んできたと思ってるの？」と、二人の前に幸人が来ると身構えるが「おめでとう」と言われ真剣勝負をしたのは久し振りだと言う二人。
右手を差し出す棗にちらっと主人公を見てから「握手はしないまだ諦めてないから」と幸人、主人公に向かって「生徒会に入れることはまだ諦めてない」と言うと一度も不振り返らずセットから去っていきそれを呆然と見守る二人、「また僕は寿命を縮めなきゃならないってこと？」と零す棗が主人公を振り返ると「何度挑まれても渡すつもりはないけど」と笑った。
最後にもう一度野外ステージを見ようと中庭に向かいミスコンが終わって余韻を冷ますようにパレードを眺める二人、もうすぐ学園祭が終わると思うと寂しくなる主人公、楽しかったのにどうしてそんな顔をしているのか聞かれて学園祭の準備が楽しかったから寂しいという主人公の話しをじっと聞いてくれる。
それも棗のお陰だと言うと「大した事してないし大げさだ」と言われるがありがとうございましたと頭を下げる主人公、驚く間もなく手をとられ引っ張られる思わず声を上げると「限界」と言ってずんずん歩き出した。
「全部終わってから言うつもりだったけど今ので耐えられなくなったから」と連れてこられたのは使われてない教室、窓際に立ってると少し離れた机に浅く掛けて大きく息を吐く棗「どこから話し始めればいいのか混乱してる」と、もう一度深呼吸してから「君は特別な事だと思ってないと思うけど、僕は他人のために走ったり人のペースに合わせるのも苦手」だと話し始め「必死になることもないしいつも余裕を持って行動するようにしてた」と。
始めの頃を思い出しながらはいと合槌を打つ主人公「だけど主人公といると調子が狂ってばかりだ、最初は危なっかしくて世話を焼いてるつもりがそばにいると安心できてる自分に気付いた」と棗ががたっと机から立つとそれに応じて主人公の心がびくっと震える。
「他人の前で寝ないし必要以上に触れない」棗が一歩近付くたびに気圧されて後退る主人公、「いくら鈍感でも僕がしてきたこと思い返したらどういうことか分かるでしょ？」窓際まできて後ろに下がれなくなる主人公の目の前にいつのまにか棗が来ていて。
「流星群にかけた願いを教えてあげる」と言われて叶わなくなると困るから言わないんじゃと聞くと「願いは主人公がかなえるもの」だと。
「僕とこれからも一緒にいて」と言う言葉がストレート過ぎて逆にわからず見つめてしまう主人公、「最後まで言わなきゃわからない」と言われても見つめ返すのがやっとで「好きだよ、もう君に出会う前の自分が思い出せないくらいに」窓に手を着いて主人公を追い詰める棗。
「返事は？待つのって好きじゃないから」やっとの思いで私も大好きだというと顔が近づいてきて慌てて学校だからと体を押し返す主人公、があっさり両手の自由は奪われて「却下、どれだけ我慢したと思ってるの？」と抵抗できずに目をぎゅっと閉じると花火が始まったと理解する前に棗の唇が重なっていた。
鋭くて真っ直ぐなキスにアイスのように溶ける心、唇が離れるととろけるような甘い声が耳元で「何その顔、かわいすぎるでしょ」と再び唇が塞がれる。
「やっと捕まえたんだ離さない」という言葉にもう棗から逃げられないけどそれでもいいと身を委ねる主人公だった。

[13回]