PERSONA MOON

　前回のアップから激しく間が開いてしまいましたが８話目まで終了です♪
ほんとに裕樹って怒ったりしない人だなあと（＾＾；
主人公が子犬を助けようと思って反射的に道路に飛び出したら普通ちょっとくらい怒りそうなものだけど怒らないし･･･
代わりにお母さんに帰って下さいって言われちゃいましたけどね。

５話∥私が飼う

６話∥私も一緒に･･･

７話∥半分こしない？

８話∥安心する（スチル）

　親睦会の予備日で学校は休みだが子ネコが気になってしまい、部活で校門は開いてるだろうからと様子を見に行く事にする。
学校につくと裕樹も気になってたらしく様子を見に来ていて庭園に行くと昨日と同じところでぐったりと小さく震えている子ネコを見つける。
風邪を引いてるかもしれないからと父親の病院に連れて行くことになりこんなことなら昨日連れて帰れば良かったと思う主人公、ちゃんと処置をすれば助かるからそんな顔しないでと言われる。
呆れながらも裕樹がちゃんと面倒を見ると言う約束でお薬と一緒にあげる缶詰を処方してもらい、家に向かいながらこれ以上増えたら大変だし一匹にかけてあげられる時間が少ないと気にしてたなと思い昔祖母が猫を飼っていたし一軒家だから飼えないかなと。
飼ったことはないから一から勉強しなくちゃいけないけど私が飼いたいと言うと教えるのは構わないけどと、祖母に聞いてみて大丈夫だったら預ってもいいと聞くとそのときはお願いするよと言ってくれる。
電話をすると二つ返事でつれてらっしゃいと言ってくれて家に着く頃には小さなダンボールとふかふかのバスタオルでつくった温かいベッドにペットボトルにお湯を入れた湯たんぽを用意して待っていてくれた。
子ネコが落ち着くととりあえずすぐに必要なものを裕樹の家に取り行く事になり、子ネコを飼ってくれてありがとうと言われ動物に一生懸命な裕樹のおかげで私も何かしてあげたいと思ったからと言う主人公。

　休み時間に由実の声に顔を上げると裕樹が教室に来ていて先輩に君付けなんてずいぶん仲良しなのねと冷やかされて違うと言いかけると言い訳はあとで聞いてあげるからいってらっしゃいと言われる。
どうしたのと聞くと昨日の事を改めてお礼が言いたくてとあの子の家族になってくれてありがとうと言う裕樹に私もあの子のことが好きだから一緒にいられるなら嬉しいよと。
てのひらサイズの猫のぬいぐるみを手渡されて友達に貰ったものでうちの猫も小さい頃に一緒に寝たりおもちゃにしてたからあの子も気に入るかと思って持ってきてくれたらしい。
昨日一晩眠ったら少し元気になって動き回るようになったから今日も家に来たらと言うとじゃあ今日もお邪魔しちゃおうかなと。
でも庭園で渡してくれても良かったのにと言いかけてもう猫がいないから一緒に食べる理由がないと気付きお弁当作ってきちゃったと思ってるともしかしてお弁当作ってきてくれたのと、ほんとはちょっと残念だったんだと言う裕樹にお弁当そんなに気に入ってくれたのと聞くとお弁当もだけど主人公とお昼を食べるのも終わりになっちゃうのかなと思ってたからと言われる。

　休みの日、約束したとおり裕樹と一緒に駅前に買い物にきた主人公、目的はミイと名づけた子ネコのための首輪やつめとぎなど選び方のアドバイスをもらいながら首輪とお揃いのストラップを買ってもらった。
いいのかなと言うと父親の病院の手伝いでバイト代が入ったからいつものお礼にプレゼントしたかったという裕樹、自分の家にも犬猫がいるのにたいへんだねと言うと晴れの日に自転車で遠出したり川原で競争したりどっちかっていうと役得って感じかなと。
散歩が好きな子にとっては違う道を通る事はすごくいいことらしくコースが決められてる子以外はほとんど毎日違う道を通るという裕樹に裕樹と散歩する犬は幸せだねと言うとあの子達のおかげでこんなに楽しい思いしてるから俺のほうが幸せかもと。
買い物のあと散歩の途中で見つけたカフェに案内されワッフルがオススメだと言われて悩んだ末はんぶんこにしないと同時に言い出し笑うあう。
甘い香りにワクワクしてる裕樹に甘いものが好きなんだねと言いながら今度クッキーとかお菓子を作ってお弁当の時に持っていったら喜んでくれそうと思う主人公。
好きなものの話しで盛り上がってるとワッフルが運ばれてきて美味しいねと食べてると裕樹があーんと言って食べさせようとし戸惑ってると大きいかなと言って気にしていないようで、周りの人も気にしてないみたいだし普通なのかなと食べさせてもらう。
楽しく話してると時間が経つのは早くて家の子達にご飯を上げる時間になり、帰り道お父さんとお母さんと女の子が小さな子犬を散歩させてる様子が微笑ましくなる主人公。
この辺は散歩コースだからと話してると女の子が転び子犬は遊んでるんだと思って道路に飛び出すと向こうから車が来ていて、危ないと思った瞬間考えるよりも先に体が動いた主人公は子犬を庇うように抱き上げるが逃げなきゃと思いながら足がすくんで動けなくなってしまう。

　間に合わないと思い子犬だけでも守らないときつく抱いて目を閉じると突き飛ばされるような衝撃、地面に倒れておそるおそる目を開けると裕樹が突き飛ばしたらしくかわりに車に接触したようで。
大丈夫と聞かれて子犬も自分も無事だけどよかったと笑う裕樹は血は出てないもののどこかぶつけたのか起き上がられないみたいで、頭が真っ白になってちゃんと考えられずごめんなさいと言うと大丈夫だから泣かないでと知らないうちにあふれた涙を拭ってくれる。
救急車が来て主人公は警察に事情を聞かれた後結局裕樹のところに行く事が出来ず家に帰されてしまい、警察には意識はあるけど入院する事になったみたいという話だけ聞かされ心配になる。
考えなしに飛び出した自分のせいだと心配でほかのことが手につかないでいるとミイが膝によじのぼって見上げてくる。
ミイを撫でていると少し元気が出てきて明日家に行って入院先の病院を聞いて謝ってクッキーも持っていこうと思う主人公、実家の動物病院に行くと明かりがついていなくてどうしようと思ってると中から裕樹の母親がちょうど出てくる。
事情を説明するとだんだん母親の表情は曇っていき謝罪すると主人公が悪いわけではない事はわかっているけど動転していてと言われ、同じような事が何度かあったらしく台風の日に猫を助けて肺炎になったり怪我した犬に深く噛まれながら抱いてきた事も。
今日はお引取り下さいと言って母親は足早に行ってしまい当たり前だよねと思いながらも裕樹が気になってしまいダメだと思いながら後をつけて病院まで来てしまう。
裕樹に一目会いたいと思いながら今入って行ったらつけてたのがばれてもっと印象が悪くなると病院の外にいるとお見舞いに来たらしい神原先輩に声を掛けられ、事情を説明すると誰が悪いかではなくどうやって会わせるかが今は大切だと言ってくれる。
神原先輩のはからいで面会時間外に会えることになり病室へ行くと言いたい事は沢山あるのに涙が溢れてしまい怪我をさせたことを謝り助けてくれて有難うと言うと泣き止むまでずっと頭を撫でていてくれた。

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